2023, 4/1-2 パラ 二ツ森~中央アルプス~韮崎へ

ACさんから、今年初の中央アルプスチャレンジのお誘い、金曜日が年度末で残業なし→十分睡眠がとれそう、で参加決定。今回は伊那谷を越えたいが、このXCに無理は禁物。参加メンバーはACさん、KKさん、関西からMTさん他3名、そして足尾からNGさんが初参加。ACさんによると予報は最高とのこと。 

安全のため、途中に通過する鳩吹に無線を合わせているのだが、朝から3000mオーバー、中央アルプス到達の声が次々に入り、コンディションはかなり良いみたい。二ツ森上空でも2500mを確保するが、TOの風が安定せず、中々集団を形成できないので11:40頃にACさんと出発。中間部の西風もあり、谷渡り後も高さに余裕があったので、背びれを通過して直接対岸の山に渡り、セオリー通りに伊勢山→南木曽→摺古木ふもとへ。ACさんは南木曽に直行。摺古木ふもとで、いつもの通りしばらくスタックするが、次の強いサーマルで一気に2800mオーバー、そのまま余裕を持って中央アルプス到着。

中央アルプスでも中間部の強いサーマルで4000mオーバー、これだけあれば伊那谷の谷渡りは余裕!と思っていたのだが・・・。余裕があったので、確実に上がると思っていた、奥側の山に取りつくが、吹き込む風でサーマルが安定せずに高度を失う。一時はまたもや伊那谷にLDか?という所で、小さいサーマルにしがみついて1時間かけて何とか脱出。この間にACさん、KKさん、NGさんは手前の山のピーク(不動峰)で、しっかり上げて抜けて行ったらしい。多分そっちの方が正解。

一旦抜けた後は、ガンガン上がり再び4000オーバー。先行メンバーは八ヶ岳に向かって行き、実際八ヶ岳上空にはしっかりした積雲が出来ているのだが、現時点で16時近い。大体残り1時間で、しっかり抜けきるのは厳しそうだし、はまったら危ない。ここでACさんが朝に、「今日は東から強風が吹き込んでこなさそうだから、甲府に向かうのも良いかもね」といったのを思い出し、東に向けると約60km/h。しかも中央道沿いでエスケープも十分、と方針決定。グライドしながら右手を見ると、高校・大学時代に思い出深い南アルプスが目の高さに見え、左を見ると同じ高さに八ヶ岳、何とも言えない時間だった。2000mを切って甲府盆地の端に入るとアゲインストで一気にスピードダウン。最後はほぼストップ状態、広い畑を探してLD。親切な方が韮崎駅まで送ってくれた。

今回は正直行け行け、というメンタルでもなかったのだが、それが良い方に働いたようだ。

 

日曜日は皆で下呂温泉O&R狙い。コンディションが思ったより良く、二ツ森~付知はキープハイ。これは行けそう、と思っていたが、下呂温泉に続く谷に入るとスタック。低くなるとバレーの影響か風も強くなり、稜線下の高度では尾根を越えようとするごとに高度を落としそのままLD。ACさん、MTさんは稜線上をキープハイでしっかりO&R達成。最初の高時山/唐塩山でしっかり1800m以上上げて稜線上を維持するべきだった。下呂温泉O&Rはよりテクニカルな印象で、またチャレンジしたい。

 

www.xcontest.org

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2023, 4/1 南アルプス