2022, 5/29 パラ 鳩吹~中央アルプス南下

この日は上空まで風が弱く、中央アルプスチャレンジ向き。ただし上空は北西風で、二ツ森からの北上は厳しそう。一方で鳩吹の減率は良いので、鳩吹からの南下が出来るのでは?と考えた。これまでの2回のフライトで、鳩吹の1本南、権現山の尾根が一番中央アルプスの稜線から東側に雲が伸びていた=上に繋がるサーマルが出やすいので取り付くのもここから。南下して高度が下がれば時間的にも南が入りやすいので、飯田の町から対岸に渡って大きなトライアングルが取れたら、、、といった作戦。

獅子吼のJ1もあり人が少ないのでは、と心配していたが、グランボレからの遠征、AMさん夫妻も来て大人数。なので様子を見て、しっかり上がり始めた11時ごろにテイクオフ。機体も多いので上手く上げられて2000ちょいで権現山の尾根に移り、ここでも2400m。一緒に渡った機体は南下していったが、自分は尾根を西に登っていく。徐々に西北の風に移りリーサイドチックなので、一つ一つのサーマルではきっちり上げきって移動、を繰り返し、将棊頭山で少し迷った後に強烈なサーマルで3700m(写真)、ようやく中央アルプスに取りついた。

取り付いてしまえばフォローだし何とかなるかな、と思っていたが檜尾岳辺りで再び3000を切って→強烈なサーマル、とそこそこハード。いつもは取り付く際に上げている南端で上げきるが、この先はほとんど雲がない。

  • 飯田からさらに南下しても再び山の中なのでXCの可能性は低い。一方で中津川方向には問題なく行けそうなので、東風成分が入っている時は距離を延ばせる可能性はありそう。帰りは時間がかかるが。

なので予定通り飯田の街を横断するが、サーマルが全くない!風は緩い南西風なのに。予想としては南に山があるので、南が吹いてもグランドが上がりにくいのか?また対岸を見るが、起伏が小さく、ガッツリ上げるには相当奥まで突っ込まないとダメそう。時間的には十分あったまっているので天竜川を北上するが、その後も上がる気配は皆無のまま、途中の河原にLD。

飯田線でゆっくり戻りながら観察していると、飯島駅の東側、陣場形山のあたりで谷まで伸びている雲が形成されていた。なので、中央アルプスの南端で上げきったら、それ以上南に行かずにそのまま東に進んで谷渡りするのがコースとしては良さそう。

鳩吹からの中央アルプスはアプローチも短いので、コンディションをきちんと読めば比較的狙いやすい。ただしXCとしては距離が伸ばしにくいので、やっぱりトライアングルを狙って行くのが正解だと思う。

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2022/5/29 鳩吹