(mixiの日記からフライト関連を転載しています)
1日目のフライトのポイント2点。
1)前山抜け
ログを見て分かるように、割としっかりした羊毛に向かうサーマルに載っている。これは二尾根、三尾根に突っ込んでいった人達が苦戦しているのを見て作戦を変えたので、この判断自体は悪くないと思う。
ただ離脱高度:1650mは低すぎ。西富士・羊毛共に1600m前後で、その稜線上にしっかりと乗れる高さまで上げるべきだった。特に今回、二尾根で苦戦している→東斜面が渋いのかも、と予想して、きちんと上げきるべきだったと思う。
2)西富士上でのスパイラルダイブ
数字で見てみると(2枚目、4秒間隔)12秒で約100m。今ゆっくり考えてみると、動作としては右旋回中に上げがなくなり(標高差0m×2回)、少し移動して再び上がった所で左翼大潰れ→右翼が少し潰れ→右翼が直ると同時に加速→左翼が直った時点で左回りのスパイラルダイブ、という流れ。初めての体験だったのだが、とりあえず右翼が回っている、と分かった時点でゆっくりと右ブレークを引いた所、ラッキーにも徐々に通常スパイラルに戻って回復。
原因としては、体重を入れている側に意識が行き過ぎて、外翼側の抑えがなかったため大きく潰れたんだと思う。この「時々外翼を開放しすぎる」のは自分の悪いクセ。特にサミットは安定度が高いせいもあって、大抵はそのまま飛べてしまうので中々問題が表面化せず、1/1-2の頃の飛びが残ってしまっているようだ。
2日目、その点を意識しながら回して見たら、冬用手袋でも十分に加重を感じるけど抑えすぎないコントロールが出来ると再確認。普段の飛びの注意リストに入れておきたい。
スパイラルダイブはしなかったけれど、あせらなかったのはマヌーバの成果かな?