2011/2/26 大山XC (川地塾)(mixi日記転載)

(mixiの日記からフライト関連を転載しています)

2/26 大山XC (川地塾)

まずはSCさん、TKさんありがとうございました。

Hogmap No.9940

先週日曜日、TKさんの誘いから丹沢川地塾でダイラボウにお邪魔し、フライト後の喫茶店でSCさんから誘われた今週の大山XC。楽しみではあったけど、カシミールで見るたびにフォッサマグナ東面の山が気になってビクビクがまん顔しながら当日を迎えた。

テイクオフは聞いていた通りに平らで、しかも無風~ややフォロー気味。しかし弓立育ち(弱風多し)としてはフロント一発!!、と言いたいけど実際は2回目でテイクオフ。沈みながらも日射面に出て行くと今度は丹沢並みの強烈なサーマルであっという間にトップアウト、1500m。

定期的に出てくるサーマルに乗っていると雲底は徐々に上がっていくが、テイクオフは相変わらず弱フォロー気味で中々後続が出てこない。1700mまで上がってきた所でテイクオフのSKさんから「走っちゃったら?」と声がかかり、KMさんと大山を離脱。

高度があったので大棚山はそのまま通過、通称「ゴジラ岩」を目指す。いかにも、な2本の川の合流点の南斜面に向かうと予想通りサーマルゲット、緩やかに上がっていく。途中でKMさんがゴジラの背の中ほどに取り付いたので追っかけていったら・・・
KMさんのデルタが見事に潰れてダイブ。落ち着いた、と思ったら今度は自分がタコ踊り、続いて強烈なサーマル、1分程で+200m⁉先に上がったKMさんは雲の中をさらに東の「フォッサマグナの尾根」方面に流していった(ように見えた)・・・

焦って自分も後を追い、これまたいかにもな南向きの急峻な枝尾根でサーマルを捕まえ、「フォッサマグナの尾根」に向かっていくとなぜか谷にKMさんが⁉って事は後は自分一人?しかしこの尾根は西斜面に日射が十分、風は南西、稜線上にはサーマル雲が次々に発生し、まさに「裏朝霧」状態。北上していくと稜線と共に雲底も徐々に上がりついに2000m到達!

しかしここから先は未知の世界。先を見るとこの先稜線は左に曲がり、右の富士川から離れていく模様。一方右には富士川と広~い河原位置情報が見え、しかも手前に小ピーク(実は1390mの篠井山)があって苦労せずに渡れそう。素直に右に進路を取る。

富士川方面に下りていくとさすがに西成分は弱くなったが、それでも川の東岸は落ちにくく、さらに8kmほど距離を伸ばして河原にLD(実はLD直前に山中に隠れていた電線に引っかかりそうになったが)

降りたところで塾長から無線、尾根上にいるらしい。塾長だったらさらに尾根上を伸ばせるだろうなー、と思っていたら予想通り雲の端っこまで行って甲府盆地にグライド、70km?さすがのフライト。

今回の収穫
1)国内XCの自己記録更新、39.6km。
2)短期目標(1 国内で30km以上のXC)クリア、
 中期目標(新しいエリアでのフライト 3ヶ所以上) 1/3。
3)来年行きたいフランスツアーに向けて山岳フライトの体験が出来た。

反省点
1) 事前に地図で確認していた範囲については不安も少なく○、だったけど、もう少し広い範囲で確認/イメージする必要がある。特に今回のような場合、見ていない=選択肢を自ら潰している、に近い。
2)クロカンでマップケースの活用を考えた方がいいのかも。