アカイワへ/「考える人」(mixi日記転載)

(mixiの日記からフライト関連を転載しています)

16日(土)、RMさん他2名でアカイワへ。週中は雨だった天気予報が晴に変わったので意気込んで出かけたものの着いたら北風・・・(アカイワは南南東向き)。一日グラハンしたものの、結局我慢できずにA君と2人で残ることに。

で17日(日)、待望の晴!南風!で計4本飛べたんだけれど、やっぱり今回もキープハイできず・・・。アカイワはリッジが少なくて、サーマルとシンクがはっきりしているのっだけれど、そのシンクに捕まった時にうまく抜け出せずに高度を落として結局ランディングへ、と言うパターン。もうちょっと今の自分が考える安全圏から一歩踏み込んだ飛びをしたほうが良いのかな?

ともあれアカイワは夏でもサーマルが楽しめそうなので、しばらくは天気を見て通ってみたい。

今回最高:ゲイン+240m、40分程度。

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坪内祐三氏著「考える人」(新潮社)読了。

<概要>雑誌「考える人」に連載された「考える人」という連載をまとめたもの。毎回一人の人を取り上げて評論している。吉行淳之介植草甚一など。

この評論で坪内氏はいろいろなルール(現役時代に作品を読んでいて、かつ既に亡くなった作家を取り上げる、セレクションを偏らせない、「考える人」というテーマに沿った評論を)を自分から決めて、そのルールを守る苦労を楽しんでいる。「個人的な話を出来るだけ入れない」というのもルールかな?というわけで、坪内氏の文章で、いつもとは違った趣向を楽しめる本。ここに上げられている人々(幸田文福田恒存中野重治)は一昔前ならほとんど「常識」として知られていた人々だろうが、自分にとっては「名前は知っているけど・・・」と言った感じだったので、案内書としても適した一冊だった。

漆原友紀氏著「フィラメント」(講談社)読了。
松本大洋氏著「青い春」(小学館)読了。

自分が好きな、「気に入っている作家の初期短編集」2冊。「フィラメント」は何か絵柄が少女漫画っぽいんだけど、これを読むと「蟲師」の次の作品も読みたいな、と思わせる。「青い春」は逆に、最近の作品よりもコマの間隔が短く、読みやすい。どちらも今の作品との差が面白い。