「小さな手袋」/平日のアカイワ(mixi日記転載)

(mixiの日記からフライト関連を転載しています)

小沼丹氏著「小さな手袋/珈琲挽き」(みすず書房)読了。

<概要>1918年(大正7年)生まれの作家が1970~1980年代に発表した随筆(エッセイ)をまとめたもの。

 北村薫氏の「謎のギャラリー」で目をつけて購入した「黒いハンカチ」が非常に感じが良かったので、ふくろう堂で迷わず購入。珠玉という言葉がふさわしい作品。
 文中に友人からの便りについて、「庄野からときをり便りを貰ふ。庭の鉄線の花や梅や小鳥や近況なぞ、そのときどきに応じて書いてある。さう云ふ葉書を貰ふと、気持が伸びて吻っと(ほっと)する。」とあるが、この作品もそんな感じ。それに加えて、読んでいるとなんともいえないおかしみを感じる。それはこの作者が数十年生きてきたことで出てくる味だと思う。このような作品が、自分が生きている時代に発表されていた(残っていた)という事実には呆然とするものがある。

==========

 先週から狙っていて、ようやく仕事と天気のタイミングが合ったので有給とって27日(水)、一人でアカイワへ。最初の2本はまたもやぶっ飛び・・・。下でイントラの方にしっかりレクチャーしてもらって3本目に。この回はようやくサーマルがイメージできるようになったかな?テイクオフの東、ドーム岩の上辺りまで伸ばすことが出来た。

今回感じたのは、自分にはサーマルの経験量が絶対的に不足しているんだなー、ということ。後は前から感じているのだけれど、今ひとつ思い切りが足りないというか。もう少しヤバイ思いを(たまには)するようにしたほうがいいのかな?

今回最高:ゲイン+375m、30分程度。