2023, 1/18-31 パラ オーストラリアXCツアー (1/2)

MGさんのパラフィールド主催のオーストラリアXCツアーに参加しました。メンバーはMGさん、スタッフのKMさん、Kさん、TNさん。憧れのマニラのXCで、目標は200kmオーバー。2年ぶりのManilla XC Camp 2023というイベントに参加。

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1/18(水) 夜羽田出発

午前は仕事をして夕方出発、メンバーと合流。フライトはカンタス航空

1/19(木) シドニー~タムワース、夕方エリア行くが飛ばず

シドニーには予定通り到着したのだが、空港での順番待ちで遅れてタムワース行きの便に乗れず1便遅れ。夕方エリアに行ってみるが、風が弱く準備するが結局飛ばず。

 

1/20(金) 東テイク~降りかけるが復活して西に34km

イベントは明日からだが、それなりにフライヤーが来ている。西へのフライトの場合、30km付近に山があるので、2か所ある切通しを通った方が良いとレクチャーを受ける。東TOから出るが北東風でいきなりどシンク、ダメか?と思うもLD手前でサーマルをとらえ、そのまま1900mまで上げてXC出発。ただし切り通しの手前で上げきれず、何とか越えるがその先にLD。他のメンバーも大体同じ位。なお今回アクションカメラを持ってきたものの、何となくフライトに集中した方が良いと感じたので、今後も使わないことにする。

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1/21(土) XCキャンプ開始、東テイク~西に130km

この日からイベント開始で、一気に人数が増える。昨日の感じから、最初の20~30kmは降るのを避けるために、集団でのフライトに加わるのを基本的な作戦にする。大体第二集団位で出発、昨日よりは若干南交じりで、昨日よりも北側の切り通しになりそう。切り通しまでは集団で飛んで余裕をもって越えるが、スピードは遅い。切り通し後に2回低くなるが、1回目は先行機体に助けられ、2回目は十字路に湾曲した川が2本交わるという、ここしかないだろう、というポイントで粘った末に復活。この先、これまでの延長線上はブルー=サーマルがなく、北側の山寄りと南側の森際、どちらの雲の列に行こうか迷うが近そうな南側に。1000m程度まで低くなるが何とかシフト成功。この後は雲がバンバン出てきて順調に進むが、ナラブライを越えたあたりから高層雲が徐々に増えてきて、最終的にはサーマル雲も無くなりLD。

この日は5時間のフライトで約133kmなので、スピードは足尾でのXCとあまり変わらない。ということは200kmオーバーを狙うにはより早めのスタートが必要、ということか。ちなみにこの日のトップは180kmで、最初に北に向かい、Mt. Kaputarを北から回って西に伸ばしたとのこと。

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1/22(日) 時々雷雨 飛ばず

朝から雨。午後には止んだのでTOに上がるが曇り気味、自分は飛ばず。

1/23(月) 時々雷雨 飛ばず

似たような天気。午前は雨、夕方には止むがほぼぶっ飛びコンディションで飛ばず。

1/24(火) 西強風 飛ばず

北→西風強風。西TOでウェイティングするが、西風への変わり目で少し緩んで、出ようとしたところ、10分程度で再び西強風になってしまい、結局飛ばず。ちなみにその時出た数人(のみ)が 100~120kmのXCしているので、ちゃんと準備しておいてさっさと出るべきだった。

1/25(水) 西テイク~出遅れで粘る~東に22km

昨日と似たような予報。昨日の反省からステイできそうになったタイミングで出て、テイクオフ前で集団を形成。何回か強いサーマルが出るが、サーマルの後ろ側(東側)にこぼれてしまうのが怖くて、ある程度TOから流れると前に出してしまう。他のフライヤーはしっかり東側で上げきって行ってしまい、その後Mt.Borah全体が渋くなってしまう。それでも1時間TO前で粘っているとようやく強いサーマルで2400m、同じく残っていたKさんと出発。風に従って真東に進むが、東側の稜線で1回上げたもののその後はじり貧。進行方向も山&森が多く、低くなったところで少し戻ってLD。ちょっと道がわかりにくく、回収車が来るのに手間取っている間に前の農家から人がやってきて、何回か話している内にマニラまで送ってもらうことに。皆から一足先にホテルに戻りビール。

以下はこの日・翌日の朝のレクチャーから。

  • 東方向の場合、30~40kmから高さ900m程の台地に上がらなくてはならない。なのでその前にきっちり上げきることが必要。
  • 東側の稜線は南の末端、もうちょっとTOから見て南東よりが上がりやすい。そこから東に進み、Chicken Farmの手前でもう一度上げて台地に上がるのがベター。

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2023, 1/19 Mt.Borah 西TO