3/5 丹沢K塾参加(今シーズン最終)(mixi日記転載)

(mixiの日記からフライト関連を転載しています)

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2011/3/7

3/5~6は丹沢川地塾の最終日。天気図は冬型の緩みかけ、ただし高気圧は四国沖のやや南。予報としては南西→南風でサーマルトップは約1700m。ということで今回の目標は「松田」これしかない!!早めに出てトップアウト、しばらく探りのフライト。

Hogmap:No.10010

最近分かってきたけど、このパターンの丹沢午前中は東斜面でサーマルが発生し、それが尾根上で西斜面からの吹き上げで持ち上げられていることが多い。だから一番太い三の塔尾根上はコンバージェンスっぽくなって落ちにくいんだけど・・・なんだか今日は上がりが悪い。二の塔、三の塔周辺はしっかり上がるが、最近いい感じで上げられるようになった牛首周辺でジリジリと落ちる。と感じながら最終的に三の塔で1400mまで上げて集団で西に向かう。

ところが見る見るうちに高度を落とし、花立尾根前では山沈寸前にKMさんと何とか山の東側に付け、半分バレーウィンドを受けながら復活。今回の最重要ポイント(写真)。
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塾長からも教わったし、今回痛感したけれど、本流が西風ベース(青太矢印)でも、烏尾の谷は南風(赤太矢印)がしっかり入ってくる。だから今回のベターなコースは、KTさんのように花立尾根に直行するコース(③矢印)で、今回のコース(赤)はもろにアゲインストを受け、シンクする一方となる。

ただ、これが自分がフリーで一人で飛んでいる時、あるいは初めての場所で似たような地形&西風強めで、このベターコースに突っ込めるか?と考えると、正直西風のローターが怖くて出来ない。
ということで自分が取るべき選択としては、以下の3つかな?
①牛首でしっかりと上げて渡っていく(青):これがベストな選択だと思う。
②三の塔で上げ切って主稜線上を行く(水色):当然、吹き抜けにつかまらないだけの高さが必要。今回では低すぎ。
③三の塔で上げて花立尾根に直行:充分に確信が持てた場合。
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何とか駒止茶屋で1700m、目いっぱい上げきって少し雲に入り、翼端を下りながら南西に向かう。ところがここで第二のミス、雲を抜けても翼端を戻すのを忘れてた(注:自分のサミットXCは自動では戻りません)。せっかく他の人たちに追いついたのに再び高度差をつけれられ、結局その後は上げ返せず、前回4月の時と同様、やどりぎにLDぷっくっくな顔。

今回の反省:
1)花立尾根へのコース取り:上記の通り、
2)翼端折り戻し忘れ:結局、山沈しかけた動揺が残っていたのかな?

また目標の一つに大山・鍋割を入れていたが、大山はともかく、鍋割は松田へのコースとしてベストとは限らないので、目標に入れて無理に狙うことはやめようと思う。