「楽園の知恵」/サーマルなのに(mixi日記転載)

(mixiの日記からフライト関連を転載しています)

牧野修氏著「楽園の知恵 ~あるいはヒステリーの歴史」(ハヤカワ文庫)読了。<概要>SF?短編集。いずれも独特の世界でのストーリー。

以前からこの作者は、閉じられた世界がねじれていくような感覚と、時々感じられる狂気が魅力的だとおもっていた。これはまさに、作者の狂気(妄想)が生んだ世界がこれでもか!と並べられた作品。不思議と不快感はないんだけど、短編集で良かった・・・と思ってしまう。

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何とか飛べそうな天気なので、2週間ぶりに弓立へ。曇~薄曇の向こうに太陽、という感じで今イチ。慣らしで1本&待ちの後、ようやく少し暖かくなった2時ごろテイクオフ。北東風なのでゲレンデ左の尾根に絡みつつ北方向に伸ばしていくと緩やかなリフト。「先週と比べると強くないから丁寧に、探り気味に行かないと・・・」と上げていったんだけど、TOレベル近辺まで。後でいろんな人から「何でいつまでも探ってるような飛びしてたの?もっとしっかりバンク入れて回さなきゃ!」と指摘が続々・・・ということで帰ってから解析。

上は正月休みに300mほど上げた時。東風でゲレンデ下でサーマルに当たった所。これと比べてみると(下)・・・円でかっ!おまけに北東風なのに横に潰れたような回し方しているし。これは誰が見てもダメダメ。

結局、探っている状態のままでリフトを感じていたので何となくこのままで良いと思ってしまい、サーマルへの飛び(上)に移行しなかったのが課題ということでしょう。
 直後にGPS見ると、自分の飛びが良くわかって面白いですねー。

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2008/2/3