前週に入荷していたのだが天気が悪く持ち越し、7/16にスカイ朝霧でPhotonを受け取る。この週末は新しい機体になれるのが第一目標。日曜の朝霧は前日の雨が響いて朝から雲底が低く、お昼ごろにはサーマルも風も無くなる中2本フライト。やっぱりテイクオフに自信がないので、少し風が入ってきた講習バーンでしばらくグラハン。夜には鳩吹に移動して、同じパターンの松田の人たちと宴会。
翌17日、予報は上空は北西だが風は弱く、減率も良いのでバンバンフライトの予感・・・だったのに午前中は南西の緩い吹きおろし?で全く上がらない。この暑さの中でぶっ飛びたくなかったので12時まで待った末にようやく好条件になりTO、あっさり上げて南に向かうが、帰りにきっちり上げられずにそのままLD。ずっと沖を観察していたが谷にも対岸にも雲は出来ず、ダメかなーと思っていたが、TGさんは3時過ぎまで粘った末に北回りで渡ってきっちりトライアングル達成。
- 地元で最初に上げたCHさんコメント:予報が弱くても晴れれば必ず南のバレーウィンドが入る。対岸は谷に面した側ではなく、しっかり奥に入って風が死んでいる領域のサーマルを捕まえる必要がある。
- TGさんコメント:北に寄るとバレーが弱くなる傾向(谷が屈曲しているから?)。特に午後は弱くなるので、上空北風の場合は緩いコンバージェンスっぽくなる(谷渡りのチャンス)。また夏は日が長いので、傾いて対岸面に斜めから陽が当たるのはだいぶ遅いのでは。
そしてPhotonだが、少しは慣れてきたが、TO、飛ばせ方、LDとまだまだ慣れが必要。グラハンしたり、TGさん他に色々アドバイスもらったので以下に残しておく。
- TO、グラハンで傾向を見ていたが、回りやすい。U字になったりして片翼だけが生きた状態ではそっちが走って回るし、今までの機体で強かった、上がる力で機体自体が修正する動きが弱く、ブレークで修正してもお釣りが出やすい。横移動での修正が有効。Photonはブレークが長いので半周手に巻いた方が良いのだけれど、これまでTOでは巻いたことがないので手間取りやすい。
- 回す時に、引手を内側に持ってくるのは、一番外翼が引かれて小回りに有効。ただライザーが邪魔をするので、使うのは手首を返す程度かも。
- 腰だめに引くのは引き代を長くしやすいし、体重も入れやすいのでこれも有効。また背中をきちんとつけて内翼を見て回すのが出来ていない。まだきちんとスパイラルに入れていないので、前山で練習。
- 一方でこれまでやっていた、両翼引き気味で小さく回す回し方はPhotonでは向いていない。スピードを殺してはいけない。バンク付ける回しに入れた後で、外翼を少し引いてリーディングを起こしてあげるのが良いとのこと。
- 回すとき以外は常にブレークではなくバーでコントロール。スピードを殺さないのが重要。
- LD、無風で徐々に引いてもスピードも高度も落とせずに伸ばしやすい。ピッチングを使って段階的に高度を落として、最後は十分な低さで一気に失速させるイメージ。一方鳩吹で3m/s位の風がある中、手に巻かずにブレーク引きで失速させようとしてもできなかった。ストールポイントがかなり低い(自分で限界を把握していない)のと、LDの時も手に巻いた方が良いかも。
とにかくミスってシンクに入ってしまっても沈下しにくいので、色々と試行錯誤できるのはありがたい。当面は出来るだけフライト時間を確保して慣れるのと、朝霧でのグラハンでTOの安定性を上げて行きたい。